
ダンロップ SP SPORT LM705のざっくりレビュー。
ルマンVから吸音スポンジを省いたタイヤ
コルトRAで履いてきたタイヤはTOYO PROXES T1R→Dunlop DIREZZA DZ102(1回目)→Dunlop DIREZZA DZ102(2回目)→NANKANG NS-2ときて、今回新調したタイヤはダンロップのSP SPORT LM705というタイヤ。

同じくダンロップのコンフォートタイヤであるLE MANS V(ルマンV)から吸音スポンジを省いたモノ。
吸音スポンジが無いこと以外、コンパウンドまで全くの同一であるかは不明だが、少なくともタイヤのパターンは同一。サイドウォールのデザインは差がある。主に東南アジアで製造、販売されているタイヤのようだ。
価格
ルマンVから機能を省略しているだけあり、価格もそれなりに安くなっている。
(195/50R16の参考価格、価格コムを参照、当時の価格)
LM705
オートウェイにて1本8180円で購入、4本で32720円。
ルマンV
最安店で実勢価格1本12000円~、4本で48000円~。
見た目
かなりリムガードが厚めで、サイドウォールの張り出しが目を引く。

静音性
「ゴォー」という音はするが、これまでT1RやDZ102などグリップや応答性重視のセカンドスポーツ系タイヤばかり履いてきたので、これでもかなり静かなタイヤに感じる。気温の上昇と共に静音性も上がってきているように感じた。
燃費
アクセルを離しても速度の低下が少ないので、燃費は間違いなくアップしている。特に40km/h以下からの速度の落ちはかなり小さい。
乗り心地
一番満足しているのは乗り心地。路面の継ぎ目での衝撃が「ガタン!」だったとすると、LM705は「トタン!」という感じ。角が削れて丸くなったような衝撃。突き上げ感は今までのタイヤから比べると雲泥の差。これも気温が高いほど衝撃が少ない。
操作性
DZ102が路面にピタッと張り付いて、ドッシリとしたステアリングの重さ、僅かな操舵でもすぐに反応し、路面の情報を多く伝えてくれるのに対して、LM705はやや軽いステアリングで、操作に対してわずかにタイヤが捩れてから反応する感じ。路面とタイヤの間になにか挟んであるような…。良い言い方をすれば轍にハンドルを取られやすいという事はなく、直進安定性は申し分ないタイヤ。ロングツーリング用途にピッタリ。
逆に峠道を走る事が多い、右に左に俊敏な反応を求める人はDZ102などスポーツ系タイヤにしたほうが絶対にいい。

元気よく走りたい人には向いてない?
"SP SPORT"や"LM(ルマン)"など走りを予感させるネーミングに期待して購入すると後悔するタイヤ。
DZ102等のスポーツ系に比べ、やはりダイレクト感に欠けるタイヤであるのは間違いなく、そこはやはりコンフォートタイヤと謳うだけあり快適性に振ったタイヤとなっているようだ。
かといって低燃費タイヤのように燃費が全てで走りを犠牲にしているという訳ではないので、乗り心地を良くしたいけどある程度の走りも欲しい、安価に国内ブランドのタイヤが欲しいといった人には向いているタイヤか?