↑このようないわゆる「低コスト灯器」と呼ばれる信号機ですが、最近はどんどんと増加していると感じます。
信号電材の社長さんのブログに分かりやすい画像があったのでお借りしました。ありがとうございます。
このように従来の信号機と比較して、一つのレンズの直径が300mmから250mmとなり、全体的にも小型化されているのが大きな特徴です。
それでいて視認性は従来とほぼ変わらず、スタイリッシュな信号機だと思います。
このように矢印灯器も小型化されています。
と、小さくても見やすいし、景観に与える影響も少なそうだし、着雪対策も充分にされていて、なおかつ低コストで設置できるならいい信号機ですね~~。。。
とても良い信号機だと思うのですが、個人的にやめてほしいと思ったのはこんな設置方法です↓
300mm三色灯器と250mm矢印灯器の組み合わせ。
これ、遠くから見ると矢印が光っているのか分かりづらいのです。(感じ方には個人差があるかも)
一番使われているであろう右矢印は赤の隣に設置することとなっているので、右矢印が点灯するときは同時に赤も点灯することになりますが、赤の発光面積に対して矢印のそれはかなり小さく、遠くから見ると矢印が目立ちません。
小さな交差点で信号機との距離が近いとそれほど問題はないですが、車線数の多い道路同士の交差点でこのような矢印があると灯火が見えにくい。
分かりづらいとゆっくりと慎重に交差点に進入することになるので、警察からしたら「してやったり」なのかもしれませんね…。
300mmの灯器にステーを取り付けて、無理やり250mm灯器を取り付けているので、見た目がカッコ悪いのもマイナスです。
写真の信号は色もバラバラなのでさらにマイナス(*_*)
LED式の三色灯器との組み合わせになると、LEDの赤の輝度が高いので、余計に250mm矢印が見えにくくなりそう…?
最近になって右矢印を新設した交差点のみに限られているようなので、数が多くないのが救いです。
このような信号を見かけたら、色をよく確認して運転しましょう(^o^)
近所の交通量の多い交差点の信号機、庇も取れてサビだらけだけどいつ更新するのかなぁ…。