今回の盆連休は車中泊を伴わない近場へ行こう!と前々から考え、まだ行ったことのない酷道or険道は近くにないかな~と探していました。
Googleマップをウロウロしていると、ありました。その名も朝日スーパーライン。朝日スーパー林道とも呼ばれています。
地図はこちらの記事でまとめています。↓
見つけた時はもう7月下旬だというのに未だに冬季閉鎖状態で、更に豪雨や台風で大雨が続いていたこともあり、お盆休みまでに開通するのか?といった状態。
もしお盆までに間に合わなかったら富山の道の駅巡りかな…なんて考えていました。(それだと結局車中泊になる…)
心配をよそに、山の日の前日に無事開通しました。
朝日スーパーライン(r349)へ
高速降りたらトイレと補給を
開通翌日、早速現地へ。
新潟県側からのアクセスは日本海東北自動車道、朝日三面(みおもて)ICが最寄りですが、食料の準備が出来ていなかったので、コンビニに寄るために一つ手前の村上山辺里(さべり)ICで降りました。
新潟県側は国道7号から離れるとコンビニなどのお店は一切ありません。手前の村上市内か、地図上赤丸のセブンイレブンで補給すると良いでしょう。トイレも済ませたほうがベターです。この先ろくなトイレがありません。というか、無い?
r349を進む
r349を進むと、集落入り口の電光掲示板には朝日スーパーライン通行止の文字が…
しかしこれはフェイク。まだ開通したばかりで表示の切り替えが間に合っていなかったようです。
三面ダムとの分岐地点
曇りで霧雨…
ここからセンターラインが消え、1.2~1.5車線の狭い道路になります。
そして、通行可能の文字が。
枝や葉っぱが沢山落ちていて滑りやすく、ところどころ法面工事のため幅員減少の区間もありました。木が生い茂っているので昼でも暗い区間です。ヘッドライトを点灯し、対向車に少しでも早くこちらを見つけてもらうようにしましょう。離合がスムーズになりますよ。
ここに限らず、険道、酷道を走るときは昼間でもヘッドライト点灯が上手なドライバーです。
赤い橋
突然あらわれる真っ赤な橋。三面大橋と言います。山々の緑とのコントラストにビックリ。意外と大きい。
天気が良ければ…
橋を渡って少し進むと、奥三面ダムへの分岐があります。
今回は見送りましたが、興味のある方は是非!
立派な青看板
県道を示すヘキサは一切ないですが、青看板内にありました。
たしかにここは県道です。
にいがた景勝100選地点
新潟のいい眺め100選!てことですね。
朝日スーパー林道原生林
青看板、再び
たしかにここは県道であり、朝日スーパーラインです。
ついに県境を越えた町、鶴岡の案内が!
71kmもあるんですか。
ついに未舗装路へ
アスファルトはここで終わっている…
ついにダート路面になります。アスファルトがきれいなところを見ると、今年舗装したばかりのようです。年々ダート区間は減り、アスファルト舗装区間が増加しているようです。
開通したばかりで踏み固めがまだ甘いせいか、大きい石が飛び出していたり、かと思えばくぼんでいる場所もあり、車高低めの車は走行ラインを慎重に選ぶ必要があります。
車高の高いSUVやクロカンはグイグイ遠慮なくいけるかと。
こういうところを走るときだけジムニーに変身してほしい(?)
県境までずっと未舗装というわけではなく、アスファルト舗装になったりまたダートになったりと忙しい路面状態になります。
県境0.5km
3つめの青看板の下は舗装され、ちょっとした広場になっていました。
県境はすぐそこ!しかしすぐにまたダート路面へ…
山形県へ突入
ついに山形県へ!記念に標識を撮ろうと探しますが…
小さい看板1枚だけの寂しい県境…
ふと左を見ると…
あった!
カントリーサインがあればよかったのですが…あるだけマシです。
朝日スーパーラインで山形県へ
山形県側はほぼ未舗装
山形県側はずっと下り坂です。大鳥集落まではほぼ未舗装でした。やる気の無さが感じられます。
あと、道路に何か生えていました。
これ、ゴムでできているマット?でした。排水管を保護するために一緒に埋めてあったものが飛び出ているようです。
こんな山奥で自主規制
なにかいかがわしいモノでもあるのでしょうか…
警察ではなく、道路管理者が設置しているということを強調したいようです。
まぁ20km以上出すと車内が振動で大変なことになりますので、妥当な速度だと思います。
無事にR112へ
そして、無事に国道112号へ抜けることができました。所要時間は70kmの道のりを3時間程かかりました。
道中まともなトイレは無いので、県道へ入る前、国道沿いのコンビニ等で済ませておくことを強くおすすめします。(2回目)
晴れていれば雄大な原生林や澄んだ景色が見られます。みなさんも是非一度行ってみて下さい。開通したばかりですが、今年もあと3ヶ月ほどしか走行できませんので。