前回の続き、樹脂製部品が多いコルトにアルミテープを貼り付けたら変化はあったのかどうか、書いていきたいと思います。
低速域では残念ながらよく分からない
家をでると制限速度30kmの道なのですが、このようなステージでは一切変化がないように思います。
低速域でも「大きな効果があった」と取り上げられることの多いステアリングコラム下ですが、コルトの場合変化なし。
ハンドルの重さについても元から重めの味付けになっていて、さらに扁平タイヤなども合わさり、このような結果になったのかもしれません。(今現在スタビライザーが機能してないし笑)
残念なのは僕の感覚なのでしょうか??
中速域~高速域では効果が出てきた!
低速域から場所を移して、制限速度70kmのバイパスを走行してみます。
なんと、風切音が小さくなっているではないですか!
今までサイドミラーの付根あたりから聞こえていた「サァー」という風を切る音があからさまに小さくなっています。同乗者との会話が聞き取りやすくなりました!
オーディオのボリュームが一段階小さくて済むようになりました。
恐らくサイドミラーとバイザー部、そしてサイドウインドウに貼り付けたアルミテープの効果がかなりあるのではないかと思います。空気がうまく流れるというのはこういう効果もあるのですね。
僕は訳あって片方の耳が悪いので、会話がしやすくなって感激!
しかし、風切音が小さくなった分、相対的にロードノイズ(タイヤノイズ)が大きく聞こえます。この音がまた「ゴォォー」という不快な音で、前よりも気になるようになってしまいました。今履いているタイヤは若干スポーツ寄りのタイヤで、あまり静粛性に優れたタイヤではないので、余計に目立ちます。
次のタイヤはスポーツ系ではなくて静音性に優れたタイヤにしようかと思ってしまうくらいには気になってしまいます。
高速道路では安定感がアップ
100km/h制限の高速道路を走ってみるとどうでしょうか。
なんと、ハンドルの切り始めが重くなっています。今までは指一本分の力でも車線変更が出来てしまう位にはハンドルの初期応答が軽かったのですが、アルミテープを貼った今回はかなりどっしりとセンターが座っていて、結果ふらつきが少なく抑えられ、直進安定性が向上していると感じます。
長距離ドライブがしやすくなりました。
まとめ
正直ここまで効果があるとは思っても見なかったので、驚いています。もっと早くから試していればよかった…。
クルマの形状や、車種によっても効果がよく現れたり、はたまた分かりにくかったりするので、とりあえず貼ってみて試してみるのが良さそうです。箱型のクルマ(ミニバン等)ほど効果が分かりやすいようです。
ちなみに金属パーツ(ショックアブソーバーとか)に貼り付けても全く意味ないのでお気をつけ下さいネ。樹脂パーツ(プラスチック部品)に貼り付けて効果が現れるものなので、皆様よろしくお願いします。
本家トヨタの3M製アルミテープ。