冬も本番になり、夏とはまた違った意味で気になってくるクルマの水温。
オーバークールとまでは行かないけれど、冬は少し冷え気味です。
朝は外気温0℃~3℃が毎日なので、エンジンをかけて走り出してもなかなか暖房が効かないのです。
コルトラリーアートはよく冷える
コルトラリーアートはボンネット上の大きなエアアウトレット、ラジエーターとコンデンサーが丸見えな大きなメッシュグリル、そしてナンバープレート下のこれまた大きな開口部と、実によく冷えそうなフロント周りになっています。
真夏にエンジンぶん回してスポーツ走行するのなら、これくらい開口部を増やしてバンバン風を当ててやるくらいが丁度良いでしょう。(むしろ足りないくらい)
しかし真冬となれば話は別で、冷えすぎてしまうのか、適正温度まで上がる時間が長いのです。
エンジンは水温80~90℃程度で、スムーズに各部品が動くように設計されているので、暖まっていないのに負荷のかかるような走りをすると、エンジンの寿命を縮める原因になりますし、なによりも早くエンジンを温めようとガソリンを多めに噴くので、燃費も悪くなります。
寒い車内、暖房をオンにしてもなかなか暖かい風が出てきません。これは痛い。
対策その1
対策その1として、ボンネットのエアアウトレットを内側からアルミテープで塞ぎました。
アルミテープであれば耐候性もあり、使いやすいのではないかと思います。剥がすのもラク。100円ショップで買えるアルミテープでも充分です。
真上から見ると少しアルミテープが見えますが、この程度はしょうがないかなと。
雨が降っても水が溜まることはないので、少しづつテープの隙間から下に落ちているようです。
そもそもVersion-Rがデビューする前のコルトラリーアートは、Version-Rと同じエンジン、同じ出力(CVT)にも関わらずエアアウトレットが無かったので、1年中塞いでいてもとりわけ問題はないと思われます。
対策その2
グリルのメッシュ部分を塞いでみます。ラジエターに当たる風の量を制限するのが目的です。
こんな風になりました(^o^)
雑ですが、まぁ雪がくっつくと見えなくなるのでよし!(ぇ
最初は取り外しのしやすさを考えてプラダン(プラスチック製のダンボールのようなもの)をグリルの形に切り抜いて針金で固定しようと思ったのですが……。
この通りプラダンはホームセンターで安価に手に入り、コストも抑えられるので…。
キレイに裁断できずに断念!
プラダンは結構硬く、普通のハサミでは切れなかったのです。
仮によく切れる道具を買ったとしてもお金が余計にかかるし、グリルは単純な四角形ではないのでうまく切らないと見栄えも悪い。
そこでこんなテープの出番です!
商品名を失念してしまったのですが、養生テープよりもそこそこ粘着力が高く、耐候性もあるモノです。手で切れるのでビニールテープよりも施工性が良い!
価格は500円程度。お試しで短期間試すなら安い養生テープやビニールテープでも良いかも。
赤く囲ったところに貼ってあります。近くでよく見ないと分からない出来です。
グリルメッシュは9割程塞ぎましたが、水温は最高88℃で安定しますし、水温が上がるまでの時間も短く感じます。
とりあえずオーバーヒート等の問題はなさそうです。
しばらくはこの状態で様子見です。