遠征ドライブに行く時は、必ずといっていいほど深夜に出発し、下道を使います。
高速を使わない理由=眠くなる&高速料金が高い。
高速を使わない、となれば自然と下道(一般道)を利用することになりますが、日中の交通量が多い時間は旅行速度が低く、距離を稼ぐことが出来ません。燃費だって悪化します。
つまり、混雑する時間を避けて走行距離を稼ぐとなると、必然的に深夜に走行するという方法しかありません。
しかし深夜の走行というのは昼間と勝手が異なり、最初のうちはすぐに眠くなったり、変な場所で休憩したために職質されたりと、なかなか思い通りに行きませんでした。
やがて回数を重ねるうちに深夜ドライブのコツが分かってきましたのでメモしてみたいと思います。
出発前に確認すること
ライト類の球切れは無いか?
忘れていた頃に突然切れることがあるので、出発の前日までには確認しておくこと。
深夜の運転になるのでライト類が球切れしていたらお話になりません。
ヘッドライトが片方切れている、なんていうのは論外。
なにかしらランプが切れたまま夜間に走行すると、警察に止められる可能性がアップします。深夜だとそのままもれなく職質タイム。時間を大幅にロスします。
よく耳にするのはナンバー灯が切れている車は特に職質されやすいとか。
確かに警察24時などの番組でもこれをキッカケに検挙に発展したりしてます。
ガソリンの量は充分か?
深夜なので、ガソリンスタンドは殆ど閉まっている場合が多いです。探せば24時間営業のガソリンスタンドもありますが、ルートから逸れないとたどり着けず、時間と距離をロスする、というケースも多いです。
長距離ドライブです。何があるか分かりません。ガソリンがあまり減っていなくても、出発前の明るいうちに満タンにしておくのが吉。
体調はどうか、眠気は?
当たり前ですが体調が悪い時は無理に運転しないこと。その日の出発は諦めたほうが良いかと思います。
眠気が強い時も当然運転は控えること。
↑というのは建前で、実際自分の場合はとりあえず出発して眠くなったら停められる所探して仮眠または車中泊!のパターンが多いです。
もちろんお酒飲んで無いですよね?
飲んでいたら言うまでもなくアウト。
自分はお酒は飲まないので問題なし!
メガネは汚れてないですか?
メガネ愛用者は汚れをよく拭いておきましょう。対向車のヘッドライトで視界がギラギラして見えにくくなり、運転しにくく疲れます。
運転中のコツ
ヘッドライトはこまめにハイローの切り替えを
当たり前ですが、走行中はハイビームが基本。ハイビームで走行することで、路上の障害物や危険にいち早く気づくことが出来る。
前走車や対向車がいる場合はロービームに切り替える。当たり前ですね。
前走車や対向車の存在を意識しながらライトを操作することにより、眠気防止にもなります。
もし対向車にハイビームを長く照射してしまったら、ロービームに戻して一瞬ライトをオフにしてゴメンナサイアピール。分かる人には分かります。
自分のペースを決め、それを守って走行する
深夜帯は交通量が非常に少ない為、マイペースで走行できる。
だからといって、気まぐれで速くなったり遅くなったりしていては疲れの原因になってしまいます。
速くても遅くても良いので自分のペースを決めて、それを守って走る。
丁度いいペースで走るクルマがいたら、ある程度距離をおいてついていくと良いです。あまりに近いと「先に行きたいのか?」と思われて道を譲られてしまうかも。
後ろから速い車が来たら譲る
これ大事です!
上の項目に関連しますが、自分のペースよりも速いペースで走ってくる車も当然います。そんな車がいたら深く考えずに進路を譲り、先に行かせましょう。
譲らないでいると煽られる原因にもなるし、すぐ後ろに貼り付かれている状況は気分も悪いです。
片側一車線の道路の場合、安全な場所を見つけて左ウインカーを出して減速すれば、先に行きたい車はサッと追い越していってくれます。
ハザードでお礼してくれる車もいますので、そのときはなんだかほっこりしますよ。
休憩は必ずコンビニか道の駅で
最長でも2時間に一度は15分程度の休憩をとりましょう。最近のカーナビは2時間経過で休憩を促してくる機種も多いですね。活用しましょう。
休憩する場所ですが、なんといっても照明があって明るい場所がベスト。
深夜に明るい場所といえば24時間営業のお店。中でもコンビニは数が多いのでオススメ。
道の駅があればそこで休むのもいいでしょう。
防犯の観点からも、休憩は必ず照明のある明るい場所で。
だだっ広くて誰もいない駐車場を見つけたので休んでいたら、5~6台のドリ車軍団がやってきてドリフト大会が始まったことがあります(´・ω・`)
休憩の時は必ず車から降りて歩く
長時間同じ姿勢は脚に良くない。エコノミークラス症候群とかよく言いますね。
脚や腰を伸ばすと、かなりのリフレッシュになるので天気が悪くても絶対に歩くこと。
深夜だから眠くなる…眠気対策!
口ずさんでしまうくらいお気に入りの曲を小さめの音量で流す
お気に入りの曲のプレイリストを作って流す。
頭◯字Dみたいな激しいユーロビートを大音量で流す必要はない。
音量は周りの音が聴こえる程度の音量で。パトカーや救急車にいち早く気づけるようにするため。
こまめに窓を開ける
窓を締め切った車内は、10分程度で二酸化炭素の量が増え、眠気が襲ってくる原因になる。こまめに窓を開けて、新鮮な外気を取り入れる。
トンネルの中や肥やしの近く以外は常に外気導入で。
運転が単調にならないように工夫!
国道などの幹線道路の場合は、赤信号で止まらないように先を読んで走るのがお手軽に出来てオススメ。
ルート配送のトラックなど、その道を走り慣れているクルマを参考にする。
眠気対策にオススメな食品
炭酸飲料
ここで言う炭酸飲料とは、コーラや三ツ矢サイダー等ではなく、「いろはす スパークリング」や「ウイルキンソン」といった透明なもの。
これらはコーラ等とくらべて炭酸の刺激が強いので、眠気防止によく効く。
コーヒー
カフェインを含む飲料の定番。缶コーヒーを買っておいて、休憩の時に飲むと旅してる感が凄いです。
フリスクやミンティア
ミント系がオススメ。口の中がスースーするので良い刺激になる。
ガムが好みの人はガムの方がいいと思います。
どうしても眠くなったら
素直に仮眠を取る。眠気と戦うよりも、15分〜20分程仮眠を取った方が驚くほど目がスッキリする。フラフラ運転して警察に止められる前に休憩を!