ふとスパークプラグいつ交換したっけな…とみんカラを見返してみると97000kmの時でした。現在走行距離が14万9200kmなので、5万km以上同じスパークプラグで走っていることになります。
考えた結果交換することにしました。
最近のクルマは10万km無交換メーカー指定もあるが…
自動車メーカーが「10万km交換しなくて大丈夫!」といっているクルマも当たり前になっている昨今ですが、これはあくまでも「最低限走行できる性能を10万km維持できますよ!」という意味であって、燃費性能やパワーなどはやはり距離が増えるにつれ落ちていきます。
最近のクルマは非常に頭がよく、高度なエンジン制御がされているので、スパークプラグが多少劣化しても制御でどうにかできてしまい、スパークプラグを交換しても「違いが分からない…」といった場合もあるようですが(´・ω・`)
パワーや加速感が重要なスポーティーカーやターボ車でははっきりと違いが感じ取れるのではないかと思います。
今回5万km超で交換しましたが、はっきりとパワーが向上しているのが分かりました。
スパークプラグの交換
用意したのはDENSO製 イリジウムタフ VKH20Yです。カタログではコルトの4G15Tエンジンに唯一記載のあるプラグです。
コルトの4G15エンジンでは10mmのレンチと16mmのプラグレンチがあれば楽に交換できます。
横置きV6エンジンのアルファード3.5やスバルの水平対向エンジンは面倒くさいです。興味ある方は調べてみて下さい…。
古いプラグを取り外します。
焼付き防止のためにアンチシーズ等の潤滑剤を塗ってから取り付けます。
ところがプラグメーカーではこういった類のものを塗らないように!という注意がありますので塗布は自己責任で…。
滑りが良くなって締めすぎてしまわないようにそういった注意がありますので、適正なトルク管理ができるのであれば問題はないかと思います。(あくまで個人の意見です!)
取り外したプラグの状態
取り外したプラグを見てみます。
燃焼状態は良好で、プラグ自体のトラブルも無いようです。電極の摩耗も極端に減っている訳ではなくまだ使えそう。
しかし新品に交換した状態で走ってみると、その差は歴然!少しのアクセル踏み込み量でスーッと加速していきます。そういえば以前はこんな加速感だったなぁとしみじみ。
ガソリンエンジンが調子よく動くための3要素として、「良い圧縮」「良い混合気」「良い火花」と言われます。
この中の「良い火花」を担うのがスパークプラグ。クルマのパワーが以前よりもイマイチだなと思ったら、スパークプラグを交換することで解決するかもしれません。しばらく交換していない方は要チェックです。