先行予約やTVCMも始まり、なにかと話題の三菱新型コンパクトSUVであるエクリプスクロス。
結構気になってはいるのですが、東京モーターショーにも行けていないし、近所のディーラーの内覧会は来年1月だしで、未だ実車は見れていないのです(T_T)
東京オートサロンには行けそうなので、そこでじっくり見てくるつもりではいますが。
オートサロンに行ってきましたので写真の追加と新たに判明した情報を追記しました。
事前勉強として今までの情報をまとめてみますよ。
※『画像はクリックで拡大』
エクステリア
三菱の新しいフェイスデザインとして、アウトランダーから採用されている『ダイナミックシールド』デザイン。
エクリプス クロスにも採用されています。
秋田三菱が久々の大賑わい!
— ねこまた@ZX-14R (@nekomata_ZX14R) 2017年12月24日
エクリプスクロス実写がかっこいい! pic.twitter.com/zjchTULoIB
エクリプスクロスめっちゃかっこよかったわ金貯めるわ pic.twitter.com/Ur7411pvMh
— そいちゃー@ありす絵巻 (@scps_437) 2017年12月23日
ヘッドライトの外側はダミーとのことで、光らないようです。LEDでも仕込むといいかも?(^o^)
既に少々話題になっていますが、三菱エクリプス クロスのヘッドライトの外側部分はダミーで、点灯することはありません。 pic.twitter.com/qw9vXcqRai
— いわっき (@iWAKKI_555) 2017年12月27日
オートサロン2018より外装。
インテリア
ヘッドアップディスプレイやスマートフォン連携ディスプレイオーディオ【SDA】、タッチパッドコントローラーなど最先端装備が奢られています。
SDAはApple Car PlayやAndroid autoに対応しています。
SUVではなにかと言われる「後方視界」ですが、そんなに悪くはなさそうです。
三菱 エクリプスクロスの斜め後方視界、C-HRよりは良いかな。 pic.twitter.com/vehJMEzJVj
— いわっき (@iWAKKI_555) 2017年12月27日
後部座席とトランク。
計器類。
エンジン&トランスミッション
新開発の1.5L直噴ターボエンジン(4B40)を搭載し、最高出力は150ps、最大トルクは24.5kgmを発揮。
トランスミッションは8速スポーツモード付きのCVT。
今までのCVTは6速スポーツモード付きだったので、一応進化はしているようですね。
エンジンスペック
- 型式 4B40(インタークーラー付き直噴ガソリンMIVECターボ)
- ボア・ストローク 75.0×84.8mm
- 排気量 1498cc
- 圧縮比 10.0
- 最高出力 150ps/5500rpm
- 最大トルク 24.5kg/2000-3500rpm
三菱 エクリプス クロスのエンジンルームです。エンジンカバー外してくれたので詳しい方どうぞ。
— いわっき (@iWAKKI_555) 2017年12月27日
標準でタワーバー?付いてるのな pic.twitter.com/3pijPgxbQ7
走行性能&足回り
駆動方式&電子制御デバイス
ランエボ譲りのS-AWCとAYCを組み込んだ電子制御4WDを搭載。
これは思い通りのラインをトレースすることが出来、悪路走破性や高速走行時の安定性を向上させる役割をします。
S-AWC | 三菱自動車のクルマづくり | MITSUBISHI MOTORS
AYC | 三菱自動車のクルマづくり | MITSUBISHI MOTORS
FFとなる2WDも選択可能です。
懸架方式
フロントがストラット式、リヤがマルチリンク式で、フロントにはタワーバーが付いているのが確認できます。(タワーバーが上級グレードのみなのかはまだ不明)
三菱 エクリプス クロスのエンジンルームです。エンジンカバー外してくれたので詳しい方どうぞ。
— いわっき (@iWAKKI_555) 2017年12月27日
標準でタワーバー?付いてるのな pic.twitter.com/3pijPgxbQ7
タイヤサイズ
タイヤサイズは215/70R16と225/55R18の2サイズ用意され、上級グレードと下位グレードで分けられます。
225/55R18はアウトランダーも装着しているサイズです。
ブレーキ
フロントがベンチレーテッドディスクブレーキ、リヤがソリッドディスクになります。
このあたりは至って普通です。
安全装備
アウトランダーに搭載されているものとほぼ同じシステム【e-Assist】が搭載されます。
全車標準装備
- 衝突被害軽減ブレーキシステム【FCM】
- 車線逸脱警報システム【LDW】
- オートマチックハイビーム【AHB】
- 誤発進抑制機能【UMS】
"G"、"G Plus Package"に標準装備
- レーダークルーズコントロール【ACC】
"G"にMOP、"G Plus Package"に標準装備
- 後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト付)【BSW/LCA】
- 後退時車両検知システム【RCTA】
グレード
大きく分けて3種類のグレードが用意されています。各グレード2WD、4WDの選択が可能です。
"M"
ハロゲンヘッドライトに16インチアルミホイールを装着した標準グレード。外装面ではサイドスカートやテールゲートのメッキ加飾が省かれています。
パーキングブレーキレバーがセンターコンソールにあるので、少し狭く感じます。
オーディオレスですが、6スピーカーが標準で装備されています。
またこのグレードのみ、サンルーフや本革シートといった殆どのメーカーオプションが選択出来ないので注意です。
"G"
Mの装備に加え、LEDヘッドライトやヘッドアップディスプレイ、電動パーキングブレーキや自動防眩ルームミラーなどを装備したグレード。ホイールは18インチ。ディーラーやモーターショー等で展示されているのはこのグレードが多いようです。
"G Plus Package"
スマートフォン連携オーディオやタッチパッドコントローラーを装備しているのはこのグレード。加えて後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト付)【BSW/LCA】や後退時車両検知システム【RCTA】も搭載されます。
メーカーオプション
全車寒冷地仕様となっています。
- 電動パノラマサンルーフ
- 本革シート+運転席パワーシート+運転席、助手席シートヒーター
- スペアタイヤ
ディーラーオプション
展示車両には必ずと言っていいほど装着されているサイドスカートやバンパー下部のレッドモールはディーラーオプションです。
それぞれ「フロントコーナーエクステンション」、「サイドエクステンション」、「リヤコーナーエクステンション」の3つ。さらに『エクステンションパッケージ』という名称でセットオプションになっています。
ただの黒塗りではなくカーボン調となっていて、スポーティなイメージでカッコイイと思います。
その他気になったコト
リヤフォグはここに付く?
もし日本仕様に設定がなくてもここに付けるのがベストでしょう。
カタログを見る限りは日本仕様にリヤフォグランプの設定は無いようです。
いかにもここに付けてくれといった形状なのに、どうして設定がないのか…。
デイライトはどこに付く?
LEDデイライトは全車標準装備となっています。恐らく流行りのポジションランプと兼用方式だと思われます。
なぜ外側のヘッドライトはダミーなのか?
三菱自動車にメールで問い合わせしてくださった方がいます。
三菱自にメールで聞いてみました。
— 新車情報広場 (@naf0303) 2018年1月9日
その回答が、
エクリプスクロスのヘッドライトにつきましては、ハイ/ロー切り替え式の2灯式ヘッドライトを採用しました。お申し越しの部分にはレンズ風を採用し、シャープでスポーティな印象とクラス感ある多灯式(4灯式)デサインとしております。 https://t.co/YWXAL7HWUm
ディーゼル仕様はなぜ遅れるのか?
今年始めの頃は1.5Lガソリンと2.2Lディーゼルの2本立てで販売する、と言っていたのに、いざ予約が始まったらガソリンのみ。これはどういうことなのか?
これはヨーロッパでのディーゼル車の厳しい規制が関係しているようです。VWのディーゼルエンジン車の排ガス不正問題に始まり、ディーゼル=汚い排ガスというイメージが再び大きくなってしまっています。
2030年、若しくは2040年までに、ヨーロッパの各国では内燃機関車の販売を禁止することを決定しています。これに伴い、軽油の税率引き上げや、市内中心部への乗り入れ規制なども行われ、ディーゼルエンジンの経済的なメリットは薄れ、今後販売台数は急激に落ち込んでいくと思われます。
これに対応するため、一旦「待った」がかけられたのではないでしょうか?
主要諸元・価格まとめ
- 車両型式 DBA-GK1W
- 全長 4405mm
- 全幅 1805mm
- 全高 1685mm
- ホイールベース 2670mm
- トレッド F/R 1545/1545(mm)
- 最低地上高 175mm
- 室内長 1870mm
- 室内幅 1490mm
- 室内高 1240mm
- 定員 5名
- 車両重量 2WD/4WD 1480kg/1550kg
- 最小回転半径 5.4m
- 燃費 2WD/4WD 15.0/14.0(Km/L)
- タンク容量 2WD/4WD 63/60(L)
- 価格 約260万~310万